今日の話の要約は次のとおりです。
私の名前はナオコ。夫が他界した後、義母を10年間一生懸命介護してきた。義母は、最初こそ感謝していたものの、だんだんと態度が冷たくなり、私に対する文句が増えてきた。
ある日、義母が突然言った。「2億の財産は実の子の長男夫婦に渡す」と。私は内心驚きつつも、冷静に答えた。「わかりました。私、出て行くので、介護も長男夫婦にお願いして下さい」と言った。
義母は一瞬驚いた顔をして「え？」と声を漏らしたが、私はそのまま家を出る準備を始めた。何年もかけて築いてきた生活を手放す覚悟は決まっていた。長男夫婦が来て、義母の世話をすると言った時、私は冷たく言った。「これからはあなたたちの番です。私はもう関わりません」と。
その後、義母は長男夫婦に介護されることになり、彼らの負担がどれほど大きいかを身をもって体験した。私が去ったことで、義母もようやく感謝の気持ちを取り戻すことができたが、それは遅すぎた。
私は新しい人生を始め、ようやく自由を感じることができた。義母が何を言おうと、私はもう振り返ることはなかった。
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