今日の話の要約は次のとおりです。

母が急逝し、私は深い悲しみに包まれていた。葬儀の準備で忙しく、精神的にも肉体的にも疲れ果てていたとき、最も頼りにしているはずの夫が信じられない行動を取った。

母の葬儀の日、夫から電話がかかってきた。「ママの誕生日が優先だ！今すぐ祝儀包んで誕生日会に来い！」と無情な言葉が響いた。私は驚きと呆れで言葉を失った。母の死を悼む時間もなく、夫は自分の母親の誕生日が最優先だと言うのだ。

私は涙を堪えながら、その電話を切り、葬儀を取り仕切る父に報告した。父は深い怒りとともに私を抱きしめてくれたが、同時に「これは許されない」と決意を固めた。

葬儀が終わり、私は気持ちを整理できないまま、実家で過ごしていた。その翌日、突然夫と義母が実家にやってきた。二人は無言で玄関に立っていたが、私が顔を合わせると、驚くべきことに、夫と義母は土下座をしてきた。

夫は泣きながら「ごめん…ママの誕生日を大切にしすぎた。自分が間違っていた…」と懺悔の言葉を口にし、義母も涙ながらに「本当にごめんなさい」と謝罪してきた。私はその光景に驚きつつも、心の中で一切許すつもりはなかった。

私は冷静に言った。「こんな状況で謝罪されても、正直言って許せません。あなたたちが私の母親の葬儀をどう扱ったかを考えてみてください。」

義母は涙を流しながら「本当に反省している」と何度も繰り返し、夫も必死に謝ったが、私は彼らを許す気にはなれなかった。私は「これからどうするかは私が決めます。今は私の気持ちが整理できるまで、放っておいてください。」と言い、部屋を出て行った。

その後、私は夫との関係を冷静に見直し、最終的には離婚を決意した。夫と義母が謝罪してきても、それが本当の反省から来ているのか、ただ自分たちの都合で私を取り戻そうとしているだけなのか、私は理解できなかった。私は自分を大切にし、今後はどんな状況でも自分の感情と尊厳を守ることを誓った。

数ヶ月後、私は心の整理ができ、新たな一歩を踏み出すことができた。そして、あの時の決断が正しかったと確信している。

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