今日の話の要約は次のとおりです。

私は兄の婚約者に一度も会ったことがなかったが、結婚式の招待状が届いた時、少し驚いた。内容には、「車イスの障がい者は身内の恥だから欠席して欲しい」と書かれていた。それだけでなく、「もしお金持ちなら、ご祝儀は50万円にしてください！」という無礼な要求も書かれていた。

この一通の招待状に、私は心底腹が立ったが、すぐには反応せず、まずは確認のために婚約者から直接電話をかけることにした。電話をかけると、婚約者は予想通り、高圧的な態度で答えた。「もちろん、式には参加してもらいたいけど、車イスの人はちょっと…それに、ご祝儀は50万は最低ラインよね？」と。

私は冷静に話しながら、電話の内容を録音していた。婚約者が何度も「50万よ！」「恥をかかせたくないから」と繰り返すのを録音し、その音声を両親、兄、そして婚約者の両親にも送りつけた。

しばらくして、兄から電話がかかってきた。電話の向こうで兄は、「どうしてこんなことを言ったんだ？お前はそんなにひどい人だと思わなかった」と言いながら、婚約者を叱責していた。一緒に録音音声を聞いた婚約者の両親は、「これはひどい！私たちがしっかり謝ります」と、すぐに謝罪の電話をしてきた。

最終的に婚約者は結婚式をキャンセルし、その後、婚約者との関係も破綻。兄もその後、婚約者との結婚を再考し、結局は破局した。

私としては、録音音声を渡しただけでこんなに大きな結果をもたらすとは思わなかったが、その後、家族の絆はより深まり、私自身も胸を張って自分の行動に誇りを持てるようになった。

結局、誰もが学ぶべき大切な教訓だった。家族を大切にし、無礼な要求には立ち向かうべきだということを感じさせる出来事でした。

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