今日の話の要約は次のとおりです。

私は長男を女手一つで育て上げ、ようやく結婚式を迎えることになった。しかし、その結婚式に招待されたとき、何かが違っていた。私だけが一人席に座らされ、他の親族たちは楽しそうに談笑している中で、私はどこか疎外感を感じていた。

そして、式が進んでいくうちに、長男嫁が私に聞こえるように言った言葉が胸に刺さった。「離婚歴のある女なんて、誰も近寄りたくないのｗ縁起でもないわよね」と、まるで私がいなければもっと素晴らしい式になるかのように言い放った。

私は一瞬、言葉を失ったが、その後すぐに冷静さを取り戻し、心の中で決意した。「じゃあ帰るわ」とだけ言い残し、結婚式の会場を後にした。

会場を出ると、長男から電話がかかってきた。「母さん、どうしたの？何か気に障ることがあった？」と心配そうな声だったが、私は「お幸せにね、何があっても私は応援するから」と伝え、電話を切った。

その後、長男の結婚生活は順調に進んだように見えたが、数年後、長男と嫁の関係が急激に悪化し、ついには離婚の話が出ることに。長男は私に電話をかけてきて、「母さん、今、俺は何もかも失っている気分だ。ごめん、あの時、あんな態度を取って…」と謝罪してきた。

私はただ「あなたが幸せであることが一番大事。どんな時でも味方だから」とだけ答え、過去のことを引きずらずに未来を見て歩むよう伝えた。

そして、その後も長男とはお互いに支え合いながら過ごしていくことになった。私が出て行ったことで、長男自身も自分の判断を見直すことができたのだろう。そして、最終的には「縁起でもない」と言っていた長男嫁が、逆に長男にとって最も不幸な結果を招いたことがわかった。

私は一人席だったけれど、その席で出した決断が、何よりも大切なものであったと今は感じている。

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